2016年4月10日 (仮訳)インド、ヒマラヤ東部産の地衣化した子嚢菌の新種、Caloplaca indica Joshi, Y. et al., 2014. Caloplaca indica, a New Lichenized Ascomycetes (Teloschistaceae) from Eastern Himalaya, India. National Academy Science …. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s40009-014-0270-3 [Accessed April 9, 2016]. 【R3-02821】2016/04/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インドのアルナーチャル・プラデーシュ州および西ベンガル州において樹皮に生じた地衣の一種を検討し、Caloplaca indicaとして新種記載した。 本種は地衣体が帯灰色で子器がビアトラ型~レカノラ型、子嚢胞子が2-3小室を含むことなどで特徴づけられた。 本種の報告により、ダイダイゴケ属Triophthalmidium節の既知種は20種となった。 India, West Bengal, Darjeeling district, Kalimpong, Neora Valley National Park, Aloobari (新種) Caloplaca indica Y. Joshi, Jagadeesh & G.P. Sinha 語源…インドの 【よく似た種との区別】 Caloplaca jatolensis インド・ヒマラヤに分布する 地衣体がUV陽性 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子の小室の数が2-3ではなく3 Caloplaca ochracea 子嚢胞子の形態が類似している 本種と異なり地衣体がUV+橙色ではなくUV陰性 本種と異なり子嚢胞子の小室の数が2-3ではなく4 Caloplaca crocea インドに分布する 地衣体がUV+橙色 子嚢胞子の形態が類似している 本種より低標高に分布する 本種と異なり子器盤が帯黄橙色 本種と異なり果托の縁が厚い 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と”amphithecium”に含まれる結晶が異なる Caloplaca triloculans 地衣体がUV+橙色 子嚢胞子の形態が類似している 本種と異なり果托の縁が厚い 本種と異なり子実下層に油滴を欠く 本種より子嚢胞子の幅が僅かに狭い 本種と異なり側糸が分枝しないか分枝するのではなく分枝する 本種と”amphithecium”に含まれる結晶が異なる